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災害が起きる前に

こんにちは。

災害の影響で沈んでいる広島ですが、復興に向けて動いて

おりまた赤いチームに勇気をもらっていますね

7連勝で広島に乗り込んできたウサギさんを見事三タテで

返り討ち。あちらは満を持して二本柱投入のはずが・・・

裏ローテのYMやベンツの方が赤チームは打てないと思うよ

そういった面では気分のいい週明けです。


さて少し前の話ですが、西日本豪雨災害の事もあり(広島では)

あまり報道されなくなりましたが先月の大阪地震。

この地震でブロック塀倒壊で死者が出ました。その地震の半月前、

某学校を現調。校舎内の機械室と倉庫の間に間仕切りとして

ブロックが設置されていました。高さが1.8mでそれから上

 天井までの60㎝はオープンとなっていました。その壁が

ぐらついていて今にも倒れそうでした。

体当たりでもしたら崩れそうなブロック壁

それですぐそのブロック壁を撤去しました。補強の鉄筋の

タテ筋は入っていましたが横筋は入っていなかったのです。

早く処置して事故がなくよかったです。

ブロック撤去中

ブロックを撤去

間仕切りはパーティションに

地震があったその日、某学校の階段室の最上階スラブから

落下したコンクリートの破片が発見されました。実際落下したのは

それより前の休日だと思われるので地震とは関係はありませんが、

やはり地震があったということで、コンクリートが落下しそうな所は

叩き落として危険のないように対処しました。

階段室に棚足場を組みます

劣化箇所を調べるための打診調査


破片が落下しそうな箇所に
バールを入れてコンクリートの破片を取り除く


撤去後むき出しになった鉄筋の腐食部分をケレン

防錆処理




このようにいつまた災害が起こるかわかりません。

事故が起きてからの修繕も必要ですが、その(天災による事故)予防修繕の方も

大切ですね。天災と違って人災は防ぐ事ができます。

それを見抜く眼を私たち現場の人間は磨いていきたいと改めて思いました。

ここらも危ない

それではまた  ながたでした。