ついに梅雨に突入ですね。でもそんな事も感じさせない
いー天気です。まっ梅雨と言っても毎日雨が降るわけでは
ありませんからね。
先週の小修繕です。ある施設のホールの天井の修繕です。
天井高さは7.5mあり、天井材のシナベニヤが剥がれかかって
いて危険な状態です。
シナベニヤが浮いています |
外の軒天のピーリングも |
今朝も沼田の方で高速道路の高架橋のコンクリート片が落下して
アストラムラインや県道の通行に支障が出たと聞きましたが
ここも同じですね。この場合は人に向けて直接落ちるので危険です。
移動足場を組んでホール全面の天井をチェック。浮いている所は
ビスで増し打ちです。石膏ボードを捨て張りして、その上に4㎜の
シナベニヤ(910×910の正方形)をボンドと併用でステープル打ちで
留めているのですが、屋根からの熱などにより、天井板自体も
20数年もすれば反ってきて、ステープルだと抜けてきます。
ステープルも石膏ボードに向けて効かせているのでボンド
がきれれば抜けやすくなってきます。
まだ合板だから剥がれ落ちなかったのだと思います。
ビスで増し打ちです |
全ての天井をチェック 増し打ち。 |
軒天も増し打ち |
こちらは化粧石膏ボードの張替 |
私たちプロは、やはり設計段階で数十年したら経年劣化等で
このようになる恐れがあると(今回の案件だけではなく)いう事を
予知しないといけないですよね。(これもKY?)
「デザイン的にはいいのだろうが、人がケガしたら何もならない
ましてや、私らが脚立に上がってビス留めする高さではない
のだから・・・」と施設の方も言っておられました。
その通りですね。でもそのせいで私たちも仕事を頂いているのも
事実です。とにかく安全が全てにおいて優先ですね。
おっと明日、安パトだ。それではまた。 ながたでした。