082-845-5858

今回の小修繕

こんにちは。

ついに梅雨に突入ですね。でもそんな事も感じさせない

いー天気です。まっ梅雨と言っても毎日雨が降るわけでは

ありませんからね。

先週の小修繕です。ある施設のホールの天井の修繕です。

天井高さは7.5mあり、天井材のシナベニヤが剥がれかかって

いて危険な状態です。

シナベニヤが浮いています

外の軒天のピーリングも


今朝も沼田の方で高速道路の高架橋のコンクリート片が落下して

アストラムラインや県道の通行に支障が出たと聞きましたが

ここも同じですね。この場合は人に向けて直接落ちるので危険です。

移動足場を組んでホール全面の天井をチェック。浮いている所は

ビスで増し打ちです。石膏ボードを捨て張りして、その上に4㎜の

シナベニヤ(910×910の正方形)をボンドと併用でステープル打ちで

留めているのですが、屋根からの熱などにより、天井板自体も

20数年もすれば反ってきて、ステープルだと抜けてきます。

ステープルも石膏ボードに向けて効かせているのでボンド

がきれれば抜けやすくなってきます。

まだ合板だから剥がれ落ちなかったのだと思います。

ビスで増し打ちです


全ての天井をチェック 増し打ち。

軒天も増し打ち
こちらは化粧石膏ボードの張替

私たちプロは、やはり設計段階で数十年したら経年劣化等で

このようになる恐れがあると(今回の案件だけではなく)いう事を

予知しないといけないですよね。(これもKY?)

「デザイン的にはいいのだろうが、人がケガしたら何もならない

ましてや、私らが脚立に上がってビス留めする高さではない

のだから・・・」と施設の方も言っておられました。

その通りですね。でもそのせいで私たちも仕事を頂いているのも

事実です。とにかく安全が全てにおいて優先ですね。

おっと明日、安パトだ。それではまた。 ながたでした。