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真夏の気密検査

こんにちは。毎日かなりの気温で土用の丑の日から、
まだ数日ですがバテバテになっていませんでしょうか。
まだまだ残暑を含めると長~い夏!無理し過ぎないようにお気をつけください。

さてそんな暑い中、多くの職人さん達の技によって出来上がったお住まいが
今週末の完成見学会でお披露目させて頂けることなっております。
※詳しくはホームページのイベント情報からご確認・お問い合わせ頂ければと思います。

http://www.ikeyoshi.com/pages/event.html

その見学会をする煉瓦積みの家も気密検査をしてまいりました。
大きめのお家ですのでちゃんとした数値が出るか心配でしたが...
おかげさまで相当隙間面積:C値=0.3㎝2/㎡!かなり良い数値が出ました!

その日の気温は外気温33.1度 、 室内31.1度!
気密検査はその名の通り、家の気密具合(隙間がどのくらいあるのか)を計るものですので、
検査中は当たり前ですが、全ての窓、換気口や排水管なども閉じられた状態になっております。
もう汗だく...準備やらから約2時間...
終わったあとは体積を出し床面積に換算したりと、頭を使っての計算もありましたが...
その日は無理でした(-_-;)後日エアコン効いた部屋で計算しましたので間違いもなし!

この気密検査は減圧法(加圧法もあり)という方法で室内の空気を大きなファンで
空気を外へ押し出す方式で、
その時の風量と、建物内外の圧力差から、総相当隙間面積というものが計測されるものです。
そして、相当隙間面積(cm2/㎡)=総相当隙間面積(cm2)÷実質延べ床面積(㎡)という計算で、
相当隙間面積:C値を計算することができるというものです。

もうイメージはあるとは思いますが、この数値が良いことによって、
・無駄な熱損失がないことでエアコンなどの空調効きが良くなること
・建物外からの湿った空気の流入による壁体内結露の防止
・計画通りの換気が行うことができる   
などなど今の家づくりでは当たり前に必要なことになっている性能です。

それを見える化という形で数値を出しておりますので安心してお渡しもできる状態になっております。
見学会では性能はすでにあるという前提で、お家の雰囲気を感じ取って頂ければと幸いです。