こんにちは!
営業の宮原です。
たまには、真面目なことも書いておこうと、不定期で、マネーコラムなるものを始めます。
記念すべき第一回目となる今回は、「消費税増税と住宅取得のタイミング」に関することです。
ご存知の方が多いとは思いますが、現在5%の消費税が、平成26年4月1日に8%、平成27年10月1日に10%に引き上げられる予定です。
注文住宅を建てるには、当然、高額の費用がかかります。
このため、税率引き上げが行われると、皆様の負担が大きくなり、資金計画にも影響が出ます。
だからといって、今すぐ建てるんだ!となっても、計画を開始してから、入居するまでには、数ヶ月の打ち合わせ、工事期間と、相当な時間を必要とします。
「もっと早く家づくりを始めておけばよかった(涙)!」とならないように、住宅にかかる消費税と、新税率適用のタイミングをおさらいしておきましょう!
①注文住宅にかかる消費税
消費税が対象となる主なものは建築費で、土地代金には消費税はかかりません。
ただし、土地にはかからないですが、造成費、地盤調査費、地盤改良費、不動産会社への仲介手数料などには、消費税がかかります。
その他に、登記の際の司法書士、土地家屋調査士への手数料、住宅ローン利用の際の金融機関への融資手数料も課税対象ですので、ご注意を。
②新税率適用のタイミング
基本的には、新税率施行日以降に、引き渡しを受ける住宅は、新しい税率が適用されます。
ただし、注文住宅など請負契約を行う住宅にかんしては、新消費税率施行の半年前までに、請負契約を締結した場合には、旧税率が適用される経過措置がとられます。
ですので、注文住宅において、現在の税率5%が適用されるには、請負契約の締結を平成25年9月30日にすること、もしくは、平成26年3月31日までに引き渡しを受けること、となります。
ただし、いわゆる駆け込み需要で、大工さん、職人さんなどは、すでに大忙しの状況です。
家づくりをご検討されている方は、できるだけ、早めにスタートされた方がよいかと思います。
いつになるか分かりませんが、第二回目もお楽しみに!
では、また。