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はじめての経験

今日は昨日にうって変わってのこの天気!昨日は朝から自転車で滑りながら車へ走り、車に乗ってからの安心感も束の間で、渋滞+自らのスリップで2回もルート変更を余儀なくされちゃいましたが、なんとか現場へ到着し無事に上棟をさせて頂きました。田村さんのブログ現場でございます。
S様おめでとうございました!
そしてありがとうございました。

さて春の足音もまだ聞こえないような1月末...この寒さから身を守るための住宅。
そんな守るための住宅にも関わらずヒートショックなどの事故が交通事故よりも多くまだ起こっているようです。家の中での温度差が要因となり血圧の急激な変化で、心筋梗塞や脳血管障害などの事故につながってしまうものです。
そんな家はやはりちゃんとした断熱工事がされていないのが原因のひとつにもなります。このような事態もありますし二酸化炭素削減のためにも

省エネルギー住宅を推進・完備するために国が「住宅省エネ化推進体制強化事業」というものを進めています。



この事業は国土交通省が中心に平成32年までに新築住宅における省エネ基準適合率を100%にすることを目的にし、地域の木造住宅生産を担う大工工務店を対象とした住宅省エネルギー施工技術講習会を各都道府県単位で行い、最終的には20万人の大工技能者を養成する目標を立てたものになります。要は基本となる断熱の事などを勉強し今後の家造りのレベルをあげていこうというものです。

その大工さんへの講習会の講師という大役を先日させて頂きました。
聞く側の講習はちょこちょこ行かせて頂いておりますが、しゃべる側の講師というものをやる日が来るとは夢にも思いませんでした。が、その講師を育成するために講習に参加し、講習のために夜な夜な勉強をしていきますと、お金を払い、わざわざ来てもらう大工さんに対し中途半端な事をしては申し訳ないと思い頑張りました!
前日は緊張もあり睡眠時間2時間での出発。



午前中は地球の環境状態や設計・住まい方や断熱などの基準の事など、基本となるものをペアで講師させて頂いているベテラン講師の方にして頂き、午後から断熱施工のポイントなど技術的なものをリフォーム工事も合わせ工法毎に説明させて頂きました。講習の1時間前ほどに講習最後の考査がありますので問題を確認し、そのポイントとなる部分の説明を忘れないように講習内容を再確認しておりますと、

20問中、15問ほどが私の担当する内容ばかりで、なお責任感というプレッシャーがのしかかりました。

お昼休みもそわそわ...うろうろ...テキストを読み返したり...

今考えると頼まれた方は大丈夫かなぁと思ってたかもしれないですね。
しかし1つ目の講義が終わり、休憩に入って席に戻ると、よく頑張って勉強・準備したね。
と言って頂きました。ふぁ~あああ...(*^-^)とっても嬉しかったです。

私は基本、しゃべりが苦手で率先して話すことも少なかったのですが、このような経験をさせてもらった中で、講習の準備をされている方、別の講師の方、大工さん、講習に来て頂き質問などして頂いた工務店の方などと話していくうちに、何か違う自分が出来ていくようで、とても良い時間を過ごせたなと感じました。

その何かはまだ良く分かりませんが、1月も始まったばかりの今年!
大きく成長できたらなと思っております。

かなり申し送れましたが、今年もみなさま宜しくお願い致します。平中でした。